【#55】 ちょっと良い話

親の心子知らず

一人前の大人になると、親の言うことを
聞かなくなる。
一人で大きくなったように、一人前の
口をきき、一丁前のことを話す。
親に口答えをし、逆に親に説経をする。
自分を何様だと思っているのか。

親は子供を育てるとき、可愛くて可愛くて
仕方がなかった。
一日一日の成長を本当に心から喜んだ。
どんなことをしても我が子だけは、
守りに守った。
子供は宝であり、希望である、信の誠である。

嘗て、幕末の志士、吉田松陰が刑死を迎えるに事になったとき、
両親は、我が子、松蔭を信じ動揺も悔やみもしなかったといわれる。
そんな親の心を歌にした。

「親思う 心にまさる 親心
           今日のおとずれ なんと聞くらん」

どんなに子供が親を思っても、親は言葉には出さないが、
その思いは、こどもの思いでははかる事はできない。

私の母親も80歳になるが、51歳の私のことを、
一日も欠かすことなく、赤子のように心配している。

                        及川