【#170】 大人の責任

青少年の犯罪や暴力が後を絶たない。
学校での学級崩壊や校内暴力はさることながら
、校外での子供達の暴力や犯罪もすざましいものである。
ホームレスを集団で殴り殺した少年達の事件は
記憶に新しい。殺人であり非人間的な行為であるが
事件を起こした少年達は、自分たちが犯した罪の意識や、
やったことの重大さが認識できていない。
これは意識が低いのではく、善悪の意識が無いのである。
倫理道徳観の前に、善悪の判断の基準が無いのである。
恐ろしい事でり、罪を犯した子供達が可哀想でもある。
いったい誰の責任か。罪を犯した子供達か、この子供達を
育てた大人達の責任か。これを許してきた社会の責任か。
責任論で問題は解決しないが、私は犯罪を犯した子供達の
責任の大きい事はわかるが、しかし、だからといって子供達だけ
責められるべきものだろうか。
子供は、親によって育てられる。子供の性格は親によって
作られると言っても過言では無いだろう。
悪い事をしても怒られない。注意もされない。反抗すれば
親が妥協する。欲しいものは何でも手に入る。
我慢することを教えられていない。
子供は、怒られ、注意され、我慢し、教えられ成長し
大人になる。これをして上げられるのは、親であり、大人達である。
われわれ親たち、大人達の責任はあまりにも大きいのではないか。
大人達はこれを認識できているだろうか。      及川