【#202】 香道、その2香の由来

お香は、東南アジアの特定地域に産する香木を
始め、東洋の漢方生薬を原料として
調合された自然の薫りです。
白檀、桂皮、丁字、檜木、松、杉、など
草木の放つ薫りは、虫などを寄せ付けず、空気中
の雑菌を浄化する役割を果たしています。
その歴史は、はるか遠く古代インドにまでさかのぼる
といわれます。
日本では一休禅師が香の十徳を説き、汚れを取り除き
心を清め、寝覚めを良くするとなどの効用があると
言われます。
お香の深く安定した爽やかな薫りは、心を癒し
ます。   及川