【#218】 平和って

アフガニスタンの子供達の将来の夢は
医者になって多くの病人を助けたい、
政治家になって国の為に働きたい、
弁護士になって弱い人達の為に頑張りたい。
こんな言葉が出てくる。
みんな国のため、弱い市民のために
働きたいと言う夢と持っている。
人の為に役立ちたいという志がある。
パレスチナの子供達は、小学生の
時から国のため民族のために銃を持って戦う事を
教育を受ける。国家あっての自分であり
民族あっての国家である。
自分の生命をも国家に捧げる「自爆テロ」。
彼らにとって「自爆」はテロではなく
国家をまもる戦いなのである。平和を勝ち取る戦いなのである。
アフガニスタンの子供達もついこの間まで、銃を持って
戦っていたのである。あると時テレビで今お金があったら
何が欲しいと言うインタービューに「平和が欲しい」
と答えた女の子いたが印象深かった。つい涙がでた。
「日本は平和である」と言うが、平和の有難さはわかっていない。
「我々日本人は平和の尊さ」を口にするが、平和の尊さなんて
今の日本人にはわからない。言葉の平和は言えても
本当の平和を説明できない。私にも。
アフガニスタンの子供達やパレスチナの子供達は
平和の有難さも尊さも体で分かっているのである。
平和って自分の国を守れて、自分達の存在を守れて
初めて平和なんだと思う。
あのテレビで見た子供達はそれを肌身で感じているではないか。