【#244】 家庭の教育力

最近家庭の教育力の低下がいわれてます。
嘗て日本の地域社会、家庭には躾と言う立派な
家庭教育があった。それは親から子へ、子から孫へと
代々家に伝わる儒教的道徳観、倫理観のようなものがあった。
家族はそれを家族の精神的支柱にし、子供の健やかな心の成長の
素としたそれは難しい事ではない。
先祖を敬い、親を大切にする。他人に迷惑をかけるな、朝食は神仏を拝してか
ら頂く、子供は家の手伝いをする、玄関の履物は揃える。
数えたらいっぱいあるが、このような事はごく当たり前の事である。
訓練しなければできないものでないし、能力を要するものでもない。
小学生の低学年の物分りさえあれば誰れでもできる事である。
しかし、今これが大人ができていないのである。
できていないと言うよりできないのである。
何故できないか、それは子供の頃親から教えてもらって
いないのである。要するに、大人になる社会人としての
素養を家庭で教わっていないまま大人になってしまったのである。
それが今日の子供を持つ親である。その親が自分の子供に
社会人としての躾をできるわけがないのです。
正に「子は親の背中を見て育つ」です。
子供の最大の教育者は親であり、教育の場所は家庭にあります。