【#273】 夏休みに教育を考えよう

ゆとり教育、週5日制の学校教育がこの四月から始まっての、
初めての夏休みです。
ゆとり教育の大きなポイントは、
1)週5日制になったことです。   大幅な授業時間の減少になりました。
2)学習内容の3割削減       20年前の半分になりました。
3)総合学習の創設         先生の裁量で授業の内容が決められる

これによって、「公立学校の基礎学力の低下、私立学校との学力格差の拡大」
や、教育の「国際競争力の低下」が言われています。
私立学校は経営体ですので、週五日制に反対したり、授業の内容も
より充実し学力水準を高め、生徒の獲得をしています。
また私立学校は教職員組合のないところも多く、
公立学校のように日教組の影響もありません。
子供達の能力向上と、学力向上が学校の方針になっているし、
校則、躾も厳しい。私立学校は教育内容が、公立に比べると高い方向に進んで
います。そうしないと生徒が集まらず学校経営が倒産して今します。
これでは公私の格差は開く一方なのです。
公立学校が「ゆとり教育だの総合学習だの」と言っている間にも、
確実に公立学校と私立学校との格差は大きくなっているし、
先進諸国との格差も開いていきます。
校風も私立に比べ、公立学校は自由、人権、平等思想が蔓延り
学級崩壊や非行が増加している。私立にはこのような事がない。
今小学校の主要4科目の授業時間は、
1970年に比べ1000時間も少ないのです。
指導内容は1980年に比べると半分になっているのです。
これから教育は、学校に頼る事はできません。我が子の教育は
両親の「自己責任」で決めなければならない時代になって
きたのです。
この夏休み、教育とは何か、今学校で何が行われているのか
家族で考えてみては如何でしょう。