ゆとり教育、週5日制の学校教育がこの四月から始まっての、
初めての夏休みです。
ゆとり教育の大きなポイントは、
1)週5日制になったことです。 大幅な授業時間の減少になりました。
2)学習内容の3割削減 20年前の半分になりました。
3)総合学習の創設 先生の裁量で授業の内容が決められる
これによって、「公立学校の基礎学力の低下、私立学校との学力格差の拡大」
や、教育の「国際競争力の低下」が言われています。
私立学校は経営体ですので、週五日制に反対したり、授業の内容も
より充実し学力水準を高め、生徒の獲得をしています。
また私立学校は教職員組合のないところも多く、
公立学校のように日教組の影響もありません。
子供達の能力向上と、学力向上が学校の方針になっているし、
校則、躾も厳しい。私立学校は教育内容が、公立に比べると高い方向に進んで
います。そうしないと生徒が集まらず学校経営が倒産して今します。
これでは公私の格差は開く一方なのです。
公立学校が「ゆとり教育だの総合学習だの」と言っている間にも、
確実に公立学校と私立学校との格差は大きくなっているし、
先進諸国との格差も開いていきます。
校風も私立に比べ、公立学校は自由、人権、平等思想が蔓延り
学級崩壊や非行が増加している。私立にはこのような事がない。
今小学校の主要4科目の授業時間は、
1970年に比べ1000時間も少ないのです。
指導内容は1980年に比べると半分になっているのです。
これから教育は、学校に頼る事はできません。我が子の教育は
両親の「自己責任」で決めなければならない時代になって
きたのです。
この夏休み、教育とは何か、今学校で何が行われているのか
家族で考えてみては如何でしょう。