童謡 もみじ
作詞 高野辰之 作曲 岡野貞一
1、秋の夕日に 照るやま もみじ
濃いも薄いも 数ある中に、
松をいろどる かえでやつたは
やまのふもとの すそもよう。
2、渓のながれに 散り浮くもみじ
波にゆられて はなれた寄って
赤やおう黄色の いろさまざまに、
水のうえにも 織る錦。
今ちょうど見ごろの紅葉である。
真っ赤や黄色の紅葉の葉っぱを押し葉にして、
自分の自慢の押し葉を
友達と交換したものである。
学生時代、長野県上高地に行った時の、
大正池と焼岳の借景にした紅葉が、
一幅の名画でも表現できない
絶景であった。四季のある日本での景色あり
紅葉を俳句に詠んだり短歌にしたり、紅葉がり
として鑑賞し、その鮮やかさを表現するのは心豊かな
日本人の文化である。子供達に伝えものである。