【#363】 不幸の原因

今日はこれから高知へ出張なので
この日誌を早めに書きます。

人間が不幸と思う時は、どんな時かなと考えてみた。
幸福感というものは意外と長続きしないものであるが、
不幸感というものは、長く続くものである。
「自分の人生はこんな筈ではなかった。」
「なぜ私だけがこんなに苦労するのだろうか。」
「もっと良い男と結婚すればよかった。」
「貧乏はもうこれ以上いやだ。なぜ私だけが。」
お金がいっぱいあっても、さらにお金を欲しがる。
上を見て「もっとお金が欲しい」と、嘆くのである。
人間の不幸は、大きく2つあると思う。
一つは、果てしない欲望である。
物が欲しい、お金が欲しい、もっと楽をしたい、
良い生活をしたい、遊びたい、など等である。
人間と動物の大きな違いの一つに
この欲望がる。動物は生きるため以上の獲物は
必要としないが、人間は必要以上のもの欲しがる。
あってもそれ以上欲しがる。人以上のものを欲しがる。
それが不幸を招くのである。
もう一つは、自分の位置がわからない、と言うの事ではないか。
人間は自分位置でものを考えるが、自分の位置がしっかりしないと
不安でしょうがない。
今の自分をしっかりと定めて生活をすることが大事だ。
要するに「身の程を知る。」である。
自分の人生観をしっかり持つである。