【#389】 テポドンが落ちなければ?

北朝鮮に拉致された思われる人のリストが
139人も公表された。
昭和28年からつい最近の平成9年までの間に
北朝鮮は日本に侵入し日本人を連れ去っていたのである。
要するに人さらいをして北朝鮮に連れて行ったのである。
この事は断じて許るしてはならない。
それしても日本政府、外務省のとってきた姿勢は
何たることか。国家の体をなしていないではないか。
国民生命と財産を守るべき国家は何をしていたんだ。
この間政府、外務省、自民党と社会党は北朝鮮に
お金と米をやることばかりに熱心で、国民の生命には
「拉致は存在しない」「10人の行方不明者のために
日朝交渉がダメにしてもいいのか。」「疑惑であって
事実ではない。」となんら手を打とうとしない。
いや、これを口にしたら北朝鮮の利権が無くなるため
何もしない、と言った方が正しいのであろう。
自民党をはじめ各政党、国会議員には北朝鮮から莫大な
還流金があると以前から言われてきた。
国会議員は自分の懐を肥やすために国民を売り、
政府は身内の利権確保のために北朝鮮には何も言わない。
国民不在の政府、政党ぐるみの売国である。
社民党よ、国民になんと説明する。
自民党よ、利権利権はもういい加減にしろ。国民を売ってまで。
国家観も思想もないましてや国会議員としての「誇」りも無く
金、金、金に溺れる我が日本の国会議員を見ると
情けなくなる。
社民党や共産党、自民党の一部には拉致問題と別には国交正常化交渉
をすべきだと言うが、とんでもない事である。
今日本は北朝鮮の核の脅威に最も脅かされているの国であるが
この国の国会議員にはその危機すらない。国民にも。
テポドンが落ちなければ目が覚めないのであろうか。