【#422】 筆まめ

今日は日曜日ですが、6時半に会社に来て
今週発行する当社の機関紙「船中八策」の原稿の最終校正を
した。文章は一度書いたものを読み返すと、最初に書こうとした
事の半分も表現しきれていないことが多い、というより
自分の思っている事を文章で表現する事は難しい。
言葉で表現する事はできても、文章となるとその表現のしかたができな
いのである
今回の「船中八策」のテーマは経営者の心得「小事を見れば
則ち大事ならん」という論語の言葉を引用しての経営雑感
であるが、テーマを考えるのに2週間、原稿を書くの3日
校正に3日かかった。
原稿用紙(400字詰め)7枚分であるが、書き始めると意外と
早く書き終えるのですが、書き始めるまでに時間がかかる。
今日はその原稿の最終校正を終わらせようと
朝から原稿を何回もなめるように見直してりるのです。
日曜日で人は来ないし電話もかかってこない。結構はかどる。
私は良く文章を書くほうである。この社長日誌もそうであるが
「ぴこめーる」の一口コラムも実は私が毎週書いている。
当社の機関紙「船中八策」の巻頭言を書いたり
知人友人には葉書も良く書いています。一週間に5通は書くが
多い時は10通書くときもある。
手紙や葉書は書きなれないとなかなか書けないが
しょっちゅう書いていると意外と簡単に書けるものである。
文章を上手に書こうなんて思わないで、下手でも
自分の気持ちを素直に書く事が一番ですよ。
いまは電話やメールがあり、あまり手紙や葉書を書かなくなったが、
手紙や葉書に書かれた個性のある筆跡ぬくもりも
又良いのではないかな。