連日のように起きる少女連れ去り事件、
日常的になった殺人事件や通り魔事件に恐怖を感じる。
何の前触れもなく道を歩いている子を「可愛いと」と
連れ去る。「ムシャクシャするから誰でも良かった」と
少女を連れ去る。そこには自分の事しか考えない動機のない犯行
があるだけである。これをやると犯罪になるとか、こんな事は
やってはいけない事であるという善悪の判断の規準がない。
犯罪を起こして初めて「悪い事をした」と気付くのであるが
、どうして犯罪を起こす前に冷静に考える事が
できないのであろうか。やってはいけない事、やったら犯罪に
なる事、絶対にやってはいけない事、そしてやってもいい事の
判断の区分けができないのであろうか。
現代の若者には20歳を過ぎた大人になっても、この判断が
できないのは我慢や忍耐をなくした大人の幼稚化という現象
なのであろう。
日本社会全体が、我慢や忍耐を失なった幼稚化であり道徳観の
希薄化である。
現代社会の犯罪は、自分がよければ、自分さえ良ければ、俺の自由、
個人の自由の風潮の中で育ってきた現代若者の姿が
投影している。いや若者だけではない、大人社会全体が
そうである。
毎日のようにニュースで流れる殺人や強盗も我慢や忍耐
、倫理道徳観を失った大人の姿を映し出している。
大人がそうであるから子供もそうなるのであり、大人社会が
毅然となれば子供社会も自然と正常になるのである。
【#562】 我慢と忍耐
- 2003年10月13日
- 今日の一言