先日、東京で「食堂」に入った。
レストランでもない、ファーストフードでもない。
昔ながらの食堂である。
のれんに「食堂」と書いてあって、その「のれん」を分けて中に入ると、
昔ながらの「一膳めしや」である。ご主人と奥さんの二人でやっている
店であった。店内は昔ながらの食器が古い戸棚の中に並べられ、
誰が書いたのかはわからないが有名人の古色紙が壁に貼られていた。
今どこに行っても食事をしようと思うと、ファミリーレストランである。
うるさい音楽でガヤガヤとして落ち着きがない。
食堂での食事は昔ながらの家庭の味を、静かに落ち着いて食べられる。