今日、青少年の犯罪が多いのは
「日本人が日本を忘れたからである」
という記事を読んで納得した。
かつて、安全は日本人にとって当たり前だった。
日本人は、道徳観・倫理観に基づいて、社会秩序を守るという心があったし、
また、他人に危害を加えたりすることは人道から外れる、という精神があった。
これは武士道にも通ずる点だが、これが日本人の精神の根本にあった。
戦後教育の中で、道徳観・倫理観や武士道なるものは全て否定され、
個人の自由と人権、平等が主張されて、“自分さえ良ければ”の世の中になっ
てしまった。
それが社会の連帯感を喪失させ、犯罪に対する罪の意識を希薄にさせた。
「一つの民族が、その民族の文化や伝統、精神を失った時、
その民族は滅びる」といわれます。
今の日本、日本の文化や伝統が否定され、「日本人が日本を忘れた」状態にあ
るのではないだろうか。
安全な国日本から、犯罪国家日本になったのは、このことが大きな原因である
と私は思うのです。