福岡地方裁判所で小泉首相の靖国神社参拝が
憲法違反という判断が下された。おかしな判断である。
大体この裁判は小泉首相の靖国神社参拝によって精神的に
苦痛を受けたという賠償請求裁判である。(何が苦痛なのか
分からないが)
その賠償を求めた裁判は棄却されたのに、本来の賠償請求の判断とは
別に、傍論で小泉首相の靖国神社参拝が憲法違反とは
何とも思想的、政治的意図を感じる。
小泉首相が靖国神社へ参拝すことが違憲ならなら、中曽根首相
以前の首相は全員靖国神社に公式参拝しているのだから
皆憲法違反である。伊勢神宮参拝も政治家の宗教活動になる
筈である。
大体この判断の後マスコミは中国と韓国の反応を報道しているが、
何故、中国と韓国だけなのか。アジアの諸外国というなら
中国と韓国だけではないだろう。タイやフィリピン、台湾
インドネシア等の国々の反応を何故聞かない。
いや外国の反応など聞く必要も無いのである。
これは国内問題であるのだから。
小泉首相も日本国民であり「思想信条の自由」は保障されている
筈である。
靖国神社は日本の為に尊い命をなくした多くの軍人が祀られている。
日本として参拝し英霊に誠を捧げることは当然の事である。
【#671】 福岡裁判。
- 2004年4月9日
- 今日の一言
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