イラクの人質問題で大騒ぎしているうちに
桜の花も散ってしまった。
何とも騒々しい世相である。さぞ桜の花も淋しく散ったことであろう。
今回の事件は国論を二分したのではない。国民の大多数が
彼らの行動と家族の言動に激怒したのである。
こんな事件の間にも、牛肉偽装事件でまた逮捕者が出た。
平成13年の国のBSE対策の国産牛肉買取事業を
悪用して、国産牛肉を輸入牛肉と偽って申告し、
6億3千万円を騙し取った言うのである。
業界ぐるみのこのての企業犯罪は後を絶たない。
輸入牛肉を国産牛肉と偽装する、何ともちまちました事をするものであ
る。こんなことして経営者として経営が楽しいのだろうか。
経営者なら自らの才覚と努力で業績を上げる事に、経営の
喜びがあり醍醐味がある筈である。また経営はいつも順風満帆な
時だけではない。嵐もあれば大地震等の不足の事態もあるのである。
そんな時にでも耐えられる企業作りが経営者の力であり、
経営者の普段からの経営姿勢が大切なのである。
それがBSEという嵐が起きて国が業界を支援しようと
対策を立てたのであるが、それを悪用しひと儲けしよう等とする
姑息な行動は、逮捕されても当たり前である。
このBSE対策費だって国民の税金である。
食肉業界のドンと言われる人物が指示してやっていたとは、
国民からすると呆れて空いた口が塞がらない。
詳しいことは分からないが、こんなことは業界ぐるみが
多い。国民も関心をもって注意深く見る必要あり。