【#732】 夏休み、子供を非行から守る対策

毎年の事だが、夏休みなると子供の非行問題が親を悩ます。
子供にとって夏休みは時間をもてあますし、開放感から非行に
走りやすい。私が小中学生の頃の夏休みは、家の手伝いが多かった。
母の畑仕事の手伝いや、毎日庭の掃除や、父が刈った
田圃の草を干草にするのが私の日課だった。
夏休みといっても子供には遊ぶ暇が無かった。
いま、家庭で子供に手伝いをさせることがない。子供達も
時間をどのように使ったらいいのかの計画もないのである。
結局はTVゲーム等や、自分の部屋に閉じこもって何しているか
わからない状態である。夏休みは子供のにとって
不規則極まりない生活の期間なのである。
本当は子供には夏休みなどいらないと思うのだが。
非行に走る子供でも、はじめは非行をするつもりではないのだろう。
ちょっとした「でき心」や「スリルの快感」などで、非行の
道に入るのだろう。だから非行や犯罪を起こしてから
起こした事件に本人が驚く時がある。周囲の大人達や
地域社会ぐるみで監視し注意しあいたいのもである。

1、小学生、中学生、高校生の喫煙を見たら注意する。
2、夜遅くまで遊んでいる子を見たら注意する。
3、集団暴走行為を見たら直ちに警察に通報する。
4、非行的行為を見たら直ちに学校、警察に通報する。

5、子供に規則正しい生活をさせる。
6、夏休み中も親と一緒に食事を取るようにする。
7、朝寝坊はさせない。早起きをさせる。
8、子供部屋に一人で閉じこまっていないようにさせる。
9、TVゲーム、PCで遊ぶ時間は一日一時間以内とする。

こんな事に、親達も地域社会も進んで行なったらどうであろうか。
子供の非行は親が親の役割を果たせば防げます。地域社会が協力すれば
悪から子供を守れます。