【#817】 団塊哀愁歌。

また少し風邪をひいてしまった。普段から結構無理なスケジュール
で行動しているから、身体に無理が来ているのか
歳(55歳)だから、身体がついていっていないのか、
どちらかである。身体が疲れている事を知りながら私のように
無理をするのは団塊の世代であろうか。私は団塊の世代と
いう言葉は余り好きではないのです。団塊の世代というと
無理して働く、根性論で働くのイメージがあるので。
でも戦後の日本の経済成長を支えてきたのは、この団塊の世代では
ないかと思うのである。われわれ50代にはそんな誇りがある。
古臭いと思う人も多いと思うが私はそう思っている一人である。
今の若い者には分からないと思うが。

普段から私は風邪はひかないという自己暗示にかかっている。
それは毎朝、毎夜冷水を頭からかぶっているからなんです。
朝起きたら水を頭からかぶる。夜寝る前にも頭から
水をかぶり身体を鍛えているからである。もう10年以上に
も続けているから、風邪には絶対強いと思ってるのである。
現にこの何年も余り風邪をひかない。ひいても直ぐ治る
のです。
でも私も年々歳を重ねると、気力だけでは風邪に勝てないようです。
普段から余り無理をせず、身体を労わり時には休ませて
上げないといけないと思うようになった。
団塊のお父さん、自分の身体は自分で守ってください。
病気になっても誰も助けてくれない。
ましてや会社なんてこの時ばかりにリストラ対象に
されてしまう。だからおちおち風邪ぐらいで休んでいられない。
若い奴らは、遊びで会社を休むのに団塊の世代は
病気でも会社を休めない運命にあるのです。
若い時の会社に叩き込まれた根性論「風邪ぐらいで会社を休むな」
の精神が今でも身体の中で生きている。
団塊のおじさんは風邪なるとこの呪文が蘇る。「風邪ぐらいで
会社を休むな」。
そしてその呪文を唱えながら身体に鞭打ち出社するのです。
それを横目で見る家族、軽蔑の眼差しでみる若い者。
頑張る団塊のおじさん。
今日はそんな自分を見ている。