【#833】 白雉国家

学力低下が顕著に現れた。国際数学、理科教育動向調査の
結果なそうである。中学の数学、理科では東アジア先進国の中で
日本は最下位なそうだ。調査による順位は
「小学生の理科」は2位から3位に転落。
「中学生の理科」は4位から6位に転落。
「小学生の算数」は昨年同様3位。
「中学生の数学」は昨年同様5位。

同時に行なわれたアンケートでも
「数学、理科に自信がある」と答えたのは参加国中日本は
最下位なそうだ。

嘗ては日本の学力水準は世界でもトップレベルであったし、
アジアではトップの座を占めてきたがが、ここ数年は
じりじりと低下傾向にある。

日本は1970年から「ゆとり教育」が始まり、学習指導要領が
改定される度に授業時間が削減されてた。前回の平成14年からの
学習指導要領では、文部科学省はそれまでの授業時間より
3割も減らしたのである。これには国民もビックリ。国中が
大騒ぎなり、その学習指導要領がなんと一年もしないうちに
破綻したのである。だって円周率3.14を3 などとした
国など世界にないよ。こんな事を国が決めたんですから。
小学生中学生の学力低下以前に、文部科学省の役人の
脳みその低下が著しい。日教組の先生方の脳みそも同様だが。

今の日本の小学校、中学校の公教育での授業時間は、
1970年に比べると半分なのである。
これが「ゆとり教育の実態」だったのです。
学校での授業時間が減った分「テレビゲームの時間」と「テレビを見る
時間」が大幅に伸びたのである。
テレビを見る時間が参加国中一番長く、
宿題をする時間は参加国中最低である。
学力が伸びるはずがない。いや低下して当然である。
文部科学省は「ゆとり教育」という学力低下策を実施して
きたのである。

大体役人というのは無責任である。
「ゆとり教育は」、個性を伸ばすとか、生きる力を育む、など
いろいろ言って基礎学力を軽視してきた。
こんな話しがある。小学生に「南ってどっち」と質問したら
「それなあに?どっちかわかんない」
そういえば先日テレビを見ていたら、司会者が「日本の総理大臣は?」
の質問に、10代のアイドル系の女性タレントが
「誰だっけ、誰だっけ、田中真紀子?」って答えて会場が爆笑。
本人も大笑い。
白雉ってあんなのを言うのであるが、子供達に悪影響だから
あんな場面カットして欲しいもんだ。
白雉タレントを見て喜んでいる子供達、そのタレントに憧れ
白雉タレントを目指す子供達。この国は本当に困ったものである。

「教育は国家100年の計」といわれるが、この国の白雉化は
止まるのであろうか。