【#846】 時代風潮。

正月のテレビを見ていて気付く事は、芸能人、スポーツ選手
に茶髪に染めている人が多いことに驚かされた。
なぜあんなにも、髪を茶色に染めるのだろうか。
どうも茶髪に染めたがるのは日本人に多いようだ。
それも芸能人、スポーツ選手、不良少年や少女や暴走族に
多い。ファッションなのか単なる格好付けなのかは分からないが
余り好感の持てるものではない。
髪を茶髪に染めて欧米人にでもなろうとしているのだろうか。
髪の色はその民族の象徴でもある。
黒い髪、金髪、茶色の髪、白髪、天然パーマ系、土色などあるが
日本人はやはり黒髪である。

マレーシアの前首相のマハティールさんが、日本人の若者や茶髪に
ついてこんな事を言っている。

「人間は、自分の姿に自信と誇りを持つべきだと思います。
 人を真似(茶髪)するのは、その相手が自分より優れていると
 認めつ事を意味します。自分自身にはっきりした意味が
 ある場合以外を除き、私は人まねをしません。」

「私が採用した東方政策は、勤労精神に溢れた日本人の
 良い面の模倣するためでした。いまの日本人の若者は
 髪を茶色に染めて、欧米人になろうとしています。
 我々はそんな日本人から真似すべきではないと考えています。」

「日本の若者は、日本の良き特徴を次々を失っています。
 仕事は定着せず、楽しみを優先して、また別の会社に移っていく。
 生活を楽しむだけでは、これからの日本は発展が難しい。
 これは日本にとっても良くないことだと思います。」

これは日本の若者だけに言われている事ではない。われわれ日本人
全体に言われている事だと思います。
マスコミやワイドショーが作り出す時代風潮に、自信も誇りもない
者達が流されていく事に現代日本に対する警鐘なのです。
昨年、ヨン様に浮かれた世のおば様族、諸外国からみたら
なんとも滑稽な民族と映ったようですぞ。これなども茶髪現象と
同じ類である。