中国の反日デモ暴動は、中国政府の呼びかけで終息の方向に
向かっているようであるが、このまま終息するかどうかは
予断は許さない。
それにしても、今回の中国の反日デモ暴動は、上海の日本総領事館
や日本料理店、日本企業へ暴力的破壊行為により大きな損害を
与えたし、日本国民に対する冒涜でもである。
投石、ペットボトルや卵を投げる、日本国旗を焼く等の行為は
デモではなく破壊的暴動である。
この事は、中国は政治的にも国民レベル的にも三流国である事を
自ら証明したのである。経済成長は確かに世界のTOPレベル
であるが国内はまだまだ発展途上である。
今回の反日デモ暴動の原因が、日本の歴史教科書、靖国神社問題
尖閣諸島問題であれば、中国の日本への内政干渉も甚だしい
限りであるし、日本としても妥協の余地のない問題である。
日本の国連安全保障理事国入り反対などもお門違いもである。
国連の安全保障理事国問題は国連が決めるものであり
中国は国民が反対でもするような事ではない。中国政府が
中国国民の意思として国連の場で反対を表明する事なら分かる。
中国が歴史認識の問題を言うが、多分日中戦争を言うのであろう。
確かに日中戦争は中国国民からすれば忘れられない歴史である。
これは日本人も理解はすべきである。日本がアメリカによって
原爆を落とされた事が忘れられないように、中国も日中戦争で
日本に負けた事を忘れられない歴史であろう。
然しそれだからと言って、90年前の戦争の事をもって反日デモ
や暴動を起こす事は、歴史の政治的利用としかいえない。
中国は日中戦争を持ち出して歴史認識を言うが、中国はイギリスから
アヘンを高く売りつけられ、それが発端でイギリスとの間で
アヘン戦争をしイギリスに負けて香港を99年間もイギリスに
奪われたのである。然し反英デモなど聞いた事はないし、
中国の反英感情等も聞いた事はない。
これはロシアに対してもである。領土を取られても反露運動が
起きたりしたことは聞いた事はない。
何故中国は日本に対してだけ、反日感情をむき出しするのであろうか。
それは日本に対する劣等感意識と日本外交の弱腰にあると思う
のである。要するに中国は日本の弱腰外交を利用し
中国共産党政治に対する国民の不満のはけ口を日本に向けさせ、
ガス抜きをしているのである。また政治的主導性を高めるために
敵を作り、国民の目を敵(日本)に向けさせる教育を
行なったのである。それが中国の愛国教育、要するに
反日教育である。
歴史教科諸問題も尖閣諸島問題も靖国神社問題も20年も30年も
前からあった問題ではないのである。
日本政府、政治家がしっかりすればこのような問題は起きないのであ
る。少なくても橋本龍太郎元首相や河野洋平元外務大臣のような
政治家が二度と日本のリーダにならないことである。