【#984】 なくなったか国語辞典

先日、社員の採用試験で作文を書いてもらった。内容は「この会社に
入ってこんな仕事がしたい」という題で、原稿用紙2枚に書いてもらい
ましたが、この作文を読んで何と誤字の多い事か、簡単な漢字も
平仮名で書いてある。
内容はいまいち説得力がない。人物は真面目の行動派のようである。

最近、採用試験や社内の報告書などの文章を読むと、結構平仮名で
書いてある事に気づく。こんな簡単な字をどうして漢字で
書かないのかな、分からなければ辞書を調べれば良いのにと
思うことが多々ある。

社内文書や連絡文書をパソコンのWORD等で作成する事がビジネス
の現場では当たり前になってきた。手書きで書く事が
少なくなっている。会議等のメモもPCで作成しその場で議事録
を作成す事が多くなった。
社内の連絡も掲示板やメールが多くなって、手書き文書での
連絡もなくなった。お客様や取引先にも連絡はメールが多くなり
確かに便利性とスピードは飛躍的向上した。
手書き文章は、その筆跡からその人の性格や思いが伝わってくる。
行間からは情感や背景なるものが見えるのだが、ワープロ文章には
それがない。

手で書く事が少なくなり、漢字を読む事はできても書く事が
できなくなっている。ましてや分からない漢字を辞書で調べたり
する光景は見ることがなくなった。
昔はビジネスマンの机の中には必ず辞書があったものである。
今は持っている人も少なくなった。パソコンが辞書になっているから
であろうが、パソコンの辞書を引き事さえしなくなったの
だろうか。

採用試験に辞書持参多いに歓迎なのだが。