【#986】 モラルハザード

今日の職場の教養(倫理法人会)に「美的感覚」をテーマに
次の事が書いてあった。

「振る舞い」という言葉がある。
昔から、人々は美しくする振る舞う事を心がけてきました。
その一つが立ち居振る舞いの美です。
立ち居振る舞いを美しくする事は、周りに不愉快さを与えないばかりで
はなく、自己の品性を高める大事な心がけでもあったのです。
ところで今、周りを見回して見るとどうでしょう。
朝通勤電車内でおにぎりやパンをムシャムシャと食べている人が
いるかと思えば、帰宅時のホームにはスーツ姿のビジネスマンが、
つまみ片手に缶ビールを飲み、電車を並び待つ光景にさえ出会います。
時と場所をわきまえないこれらの行為は、どうみても誉められた
振る舞いとは言えず、「はしたない」と断じてもいいでしょう。
個々人も勝手な行為と言ってしまえばそれまででしょうが、
私達は美しい自分を演出する事も、醜い自分になり下げる事
も可能なのです。「美しい振る舞い」を一つの行動基準にする
生活を送りたいものです。
                「10月3日職場の教養」抜粋

今、こんな光景が日常的になりました。朝のコンビニでパンを
買い食べながらの出勤、歩きながらのペットボトルのお茶を
ラッパ飲みする、こんあ光景な町のあちこちで日常的に見るように
なりました。これは「立ち居振る舞い」というより「公徳心」や
倫理観、道徳観の喪失と言ったほうがいいのではないだろうか。