昨日は鳥取県倉吉市まで仕事で出かけた。片道4時間
のバスの旅でした。
山陽と山陰をバスで横断するのですが、岡山県と鳥取県の
県境を超える峠は、先日の大雪の雪が多く残っていた。
中国山脈の山々はロマンスグレーの紳士のような、
白い雪中に立ち木の黒が髪の毛のように生えて、冬景色を醸し
出していた。
道々の両側には除雪車が掻き分けた雪が高く積まれていて、
道を細くしていた。その細くなった道を車が通りにくそうに
走っているが、これから迎える本格的な冬の到来で
この道はもっと細くなるのだろうと思う。
倉吉市に入ると雪は路地裏にある程度であった。
昼に名物の「餅鍋」を頂いが、これがまた美味しくて美味しくて。
三時間の仕事を終えて、帰路につく。
一路広島への4時間のバス旅である。
バスは電車と違い、上下左右と良く揺れる。山道は特に曲線
が多く上下左右に良く揺れてなかなか本が読みにくい。
また夕方や夜は車内灯が暗く、字が見えない。
結局寝るしかない。殆どの人は寝ている。
しかし、バスにも良いことも多い。
なんといっても、列車と違いゆっくり走る。特に山道は
そうである。車窓からかの景色は、列車と違い絶景を見ることが
できる。昨日もそうであったが、峠越えは山頂付近を通るので
眼下が一望でき、雪に覆われた麓の景色は「一幅の水墨画」を
見ているようであった。
往復8時間のバスでのたびは、車窓の美術館の鑑賞と寝心地の良い
ゆりかごでの睡眠時間でもあった。