大学院の論文もいよいよ明日一日残すのみとなった。
最後の追い込みである。
散文を書くのはあまり苦にならないが、論文のように
あるテーマで仮説をたて理論的に実証していくのは
私の頭脳には向いていないのに気づいたのが、この論文を書いていて
一番の成果であった。
でも、何かを学ぶことは素晴らしいと思った。
普段なんとなく覚えていると思っている事を、いざ書き出してみると
意外と浅い知識だったり、分かっている事が、本当は分かっていない
事だったりすることが多くなる。
また、古くても十分通用する知識や、新しくて古い知識もある、
ことに気づく。知識はたな卸しが大事だなと気づかされた。
それと、学んでいるうちに自分では気づいていない自分を発見する
時もある。私のように年配になってから学ぶと、人生に元気が出る
し脳みそも若返ってくるような感じがするよ。(本当は陳腐化している
んだろうが 笑)。何より人生が楽しくなる。
私の場合は勉強は殆ど普段の深夜と休日、交通機関の移動時間
である。昨年の12月から、論文の下調べや論文構成を書き出したり、
参考文献を調べたりで、結構きつい日程をだったが、今日、明日で
一応区の切りがつく。土曜日には提出である。