昨日は仕事で松江まで行くことになって、往復460キロの道を
一人での運転でした。昨日は秋晴れに恵まれ、まだ紅葉には早いが
秋の日差しに包まれた緑の山々がとても綺麗だった。
道脇の田圃は稲刈りも終わり、刈り取った後の稲株が白い線を描いて
いた。秋だな~。
朝7時自宅を出発、五日市ICから高速道路入り三次ICに向かった。
朝早いせいもあって車は少なかった。
千代田IC付近から濃霧になった。
ここは日本でも有数の濃霧地帯である。視界が悪く50メートル先が
見えない、いや10メートル先が見えないときもあった。
この濃霧は高宮IC、三次ICまで続いた。
三次ICを降りても濃霧は消えない。
私は三次ICから国道54号線に入り一路松江に向かった。
54号線に入っても濃霧は消えず、赤名峠を過ぎるまでこの濃霧
悩まされる。赤名峠は広島県と島根県の県境である。
山あいの道を通るのだが、午前8時半でしたが外気温は8度でした。
車の中は暖房にしながら走った。今年初めての暖房である。
赤名峠を通り頓原、そして故竹下登元首相のふるさと掛合町を
通り、宍道湖湖畔に出る。なんとも言葉で表現しようが無いほど
綺麗な宍道湖である。山陰の景観ここにありであった。
宍道湖は山陰松江を代表する景勝地であるが、特に宍道湖の夕日は
絶景中の絶景である。
その宍道湖を左に見ながらの運転する私の車は、日差しが弱くなった秋
の太陽と抜けるような青空と遠くの白い雲に迎えられて、松江市内に入
った。
松江新大橋を渡り、松江城に向かって走り、壁武家屋敷、小泉八雲居住
跡、文化遺跡とお堀端を回り、松江の観光を少しばかり楽しんだ。
お客様との約束の時間は午前11時、その頃には気温も25度になり
汗が出るほどになっていた。11時からの商談も2時間で無事成立し
た。その後は山陰名物のそばをご馳走になり、しばしの時間を
楽しむ。かも汁のそばと割りこそばは美味しの一言であった。
復路は54号線脇にある道の駅に寄りながら、休み休み帰ってきた。
道の駅掛合の里、道の駅頓原、道の駅布野、赤名峠などで
旅情を楽しみながらの運転もまた楽しからずやであった。