【#1125】 少し難しい言葉

孟子に有名な次の句がある。

『天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず、まず、其の身を空乏
 にし、行其の為す所に払乱にし、心を動かし、性を忍び、
 其の能くせざる所を曾益する所以なり。』

西郷南洲の詩にも同じような事を書かれている。

「幾たびか辛酸を歴て、志始めて堅し、丈夫は玉砕するとも、
 せん全をはず」

困難苦難に遭遇したら、勇気を出してそれを乗り越え、克服すことで
、より一層の人間として大きくなるという事と解釈した。