【#1131】 防衛省に昇格

防衛庁が防衛省になった。これで日本も安全保障面で普通の国らしくな
った。「庁とは国家行政組織において委員会ととともに外局の一種」と
されている。要するに官務を執り行うところで自ら政策立案や決定権を
持たなかったのである。
防衛省になり国家の安全保障政策を策定し国、国民をしっかり守って
もらいたいものである。

いまや中国は世界有数の軍事大国である。中国、北朝鮮は
核保有国であり、日本にとって最脅威国である。日本には国是で非核3
原則なるものがあり核は保有はできないが、日本は核保有に囲まれてい
るのである。(中国、北朝鮮、ロシア)その脅威に平和ボケ日本人は
無関心なのである。

嘗て旧社会党(今の社民党)は、「非武装中立論」なるものを
掲げ、自衛隊を解体し日本は自衛隊も軍隊も持たず、日米安保も破棄せ
よと、丸裸平和国家論なるものを唱えていた。「周囲を海で囲まれた
日本は、自ら紛争の原因を作らない限り、他国から侵略されない。」
等と主張していたが、今日のあの北朝鮮の拉致問題やテポドンや核実
験、中国の東シナ海での軍事行動、軍事予算の肥大化、海洋資源開発問
題、をどう説明するのだろうか。韓国の問題でも同じである。もうすで
に竹島などは侵略されているではないか。

いかに旧社会党、共産党が抱える平和論がいい加減であったかが
わかる。
防衛政策は国家の主権・安全保障にかかわる重要な戦略である。他国の
脅威から国民を守るという重大な任務があるのである。今までの防衛庁
は他の省から見れば肩身の狭い思いをしてきたが、防衛省になった
のだから、堂々と国のため国家のためにその役割を果たしてもらいた
い。