【#1155】 国民投票法案

国民投票法案が12日の衆議院憲法調査特別委員会で可決され衆議院を通
過し,5月に参議院で可決され成立する運びとなった。日本国憲法は昭和
21年11月3日に公布され翌年5月3日に施行されてから約60年になる。日
本国憲法はこの間一度も改正かれたことはない世界に稀にみる憲法であ
った。世界の情勢(軍事的・経済的・環境的・思想的)も大きく変わっ
たし、日本人の生活レベルも経済力(世界第2位の経済大国)も環境
(地球環境破壊・温暖化)や国民意識(秩序の崩壊)も当時とは大きく
変化した。憲法だけが60年間変わることなく来たが、その為に世界情
勢や、日本の現状、国民意識の実態に合わなくなり、その都度解釈論で
無理なこじつけで運用されてきた。もうそれも無理の限界に来ている。

確かに日本国憲法は素晴らしい理念と構成からなっているが、しかし
この憲法がアメリカからの押し付けであったから、どこかに無理があ
る。一番の無理は日本人の言葉で書かれていないことだと思う。前文な
どは明らかに英文の翻訳としか見えない。

今日まで憲法改正の議論が出ると必ず問題となるのが第9条である。
この条文は理想ではあるが現実的でないし、現代に日本のおかれている
立場や世界情勢から見ても、日本は自国の危機や世界の秩序安定に
対応できないのである。

この日本国憲法を改正し世界情勢と日本実情と未来を展望した憲法に
すべきである。その為にも国民投票法案が成立することの意義は大き
い。

第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、
国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならな
い。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる
投票において、その過半数の賛成を必要とする。