役所や企業の不正や企業犯罪事件が後を絶たない。社会保険庁の年金漏
れや官制談合事件、企業の不正取引、経理事件など等、次から次と毎日
のように新たな事件が発生する。儲けるためや権益を守るため、私腹を
肥やす為や仕事を誤魔化す為などいろいろだ。
介護事業者のコムスンが介護事業の指定取り消し処分になった。
介護事業所の指定申請の際、職員の勤務実態がないのに勤務実体が
あるがごとく申請したり、職員の勤務場所を二重記載したり、不正請求
があったり、無用な介護をして請求したりと企業ぐるみの犯罪だ。
このような事は悪い事、反社会的行為であること、犯罪であることを経
営者や現場の職員は知らぬはずがないが、経営者の事業拡大主義と儲け
主義、現場の職員はノルマ達成の為に走り、このような事件を起こすの
であろう。
いつも泣かされたり被害を蒙るのは社会的弱者や、信頼して業者を
利用する人たちである。コムスンの事業指定取り消しで今サービス
受けている介護を必要とする人達の困惑も大きいことであろう。
コムスンは事業を関連会社に譲渡し事業を継続すると言うのであるが、
こんなことは法律の不備を突いた「抜け道」である。法律がそうである
からしょうがないが、こんなことを許すから企業犯罪や不正は
なくならないのだと思う。
このコムスン問題も年金問題もともに厚生労働省の所管とはなんとも
皮肉なものだ。しっかりしろよ、厚生労働省。