安部内閣の支持率低下は、参議院選挙を前にした自民党にとって深刻な
事態だ。昨年の郵政造反組みの復党問題や社会保険庁問題、年金問題、
政治と金や松岡農林水産大臣の自殺問題など、国民から遠いところで起
きた問題が、今や国民の生活の大きな影響与える問題となった。年金問
題は国民の老後の不安を増幅させているし、政治と金は国民の政治不信
政治家不信をつのらせ、政治に対する諦めをと政治離れ加速させる。
昨年12月6日に脳梗塞で倒れた平沼赳夫経済産業大臣はこのような
揺れる政界、混乱政治に対して次様なことをある雑誌で言っている。
1、今の政治にかけているのは武士道精神だ。
「武士は食わねど高よう枝」と言われるが、ポピュリズム(民衆主
義)に支配され政治家としてのけじめを失った。政治は一般国民と
は違い一歩上から国家を考え国民の生活を考えなければならない。
政治家は国家100年とは言わないが、少なくても50年先ぐらい
の国のあり方国民の幸せを考えて欲しいものである。何時も利権と
金に群がる政治屋はもうこの国にはいらないのである。私欲や自ら
の名誉の為に命を削る政治家ではなく、国家、国民、政治の為に命
を捨てられる武士道精神をもった政治家が出ないものだろうか。
2、ものより精神や心を重んじる価値観だ。
政治家から一般国民まで今の日本は物に価値をおき過ぎる。戦後民
主主義の中で、公より個が尊重され、精神文化より「物」の価値を
偏重する時代になってしまった。その結果一億2千万人国民が精神
の荒廃を招き、国家のアイデンティティーを失い国民は迷走の徒と
なった。
今政治不信は頂点に達しているが、安部首相は日本の現状をどのように
認識し日本をどのような方向に持っていくのか示して欲しい。憲法の問
題、靖国神社の問題、中韓との歴史認識の問題、北朝鮮問題などを政府
としてこうやると明言して欲しいものである。政治家の皆さんに平沼論
文を読んで欲しいものである。