【#1177】 人生のは旗幟によって決まる

ある本に「武士の悲しみは、合戦のつど、妻子と死別を覚悟せねば
ならぬのではなく、常に旗幟をあきらかにせねばならないところにあ
る。旗幟をあきらかにするということは、得たいの知れぬ未来に向かっ
て、自己を主家の運命と賭博に投ずる事なのである」

なかなか厳しい言葉だな。武士にとって主家を選ぶ事は自分の運命を
決める事である。その主家が戦に負ければ自分も死なねばならぬ。
どの君主に付くかを決める事が戦いに勝つことより決断を要する。

社員にとって会社を選ぶ時、その会社がどのような業種かとか
成長性のある業界か等で選ぶのではなく、社長がどのような社長かで
選ばねばならない。会社の舵取りは社長一人だから、社長の一人の采配
で会社の運命は決まるからである。

「不景気で倒産した会社はない、会社の倒産は全て社長の経営手腕のな
さでおきる。」のである、と言った人がいたが、まったくその通りであ
る。会社は「社長一人によって興り、社長一人によって滅びる。」

旗幟をあきらかに(会社を選び共に働く)せねばならない社員にとっ
て、これほどの賭け事はない。