【#1188】 困った親達

「モンスターペアレント」という言葉があるらしい。
今学校で起きている親の学校に対する理不尽な要求や暴言行為を
言うらしい。
先般もこの社長日誌に書いたが、この「モンスターペアレント」は酷い
ものだ。ノイローゼになる先生や、怯えて学校に行けなくなる
先生もいるとか。文部科学省も対応策の検討に入ったとか。

夜中に電話をかけてきて何時間も同じ話をする親
子供を家まで迎えに来いと言う親
朝寝坊の子供を起こしに来てくれと言う親
テストの成績が悪いのは先生のせいだと怒って来る親
夜中に先生を飲み屋に呼び出す親

上げたらきりがない。

少し前までの学校問題と言えば、先生の組合活動を教室に持ち込んだ
り、先生の思想を生徒に押し付けたり、授業をサボり組合活動をしたり
と言う事が多かった。国旗国家反対運動や(今でもあるが)卒業式入学
式の国旗掲揚に反対し式のボイコットなどがあった。

また構内暴力、先生への暴力、学級崩壊、学校崩壊等も多くあった。
今でもあるらしいが・・・・。

今度は親が参入し、親の学校攻撃、先生虐めの傍若無人ぶりは
なんとも悲しいものである。

モンスターペアレントには学校が毅然と対応する、絶対に屈したり
諂ったりしないことである。教育委員会、学校、PTA、保護者会
が一体となり対処すべきではないか。

日本人の精神文化や倫理観、道徳観は何処へ行った。