熱い真夏の参議院議員選挙も終わった。事前予想通りの自民党の
大敗と民主党の一人勝ちであった。年金問題や政治とカネの問題の
自民党批判票が全て民主党にいったという感じだな。
選挙はその時の社会問題や世相を大きく反映するものだ。過去の
選挙で大敗や大勝のときは特にそうである。
今回は年金問題と松岡前農林大臣の自殺や、あの絆創膏ですっかり有名
になった赤城農林大臣問題、産む機械発言の大臣など、自民党の国民を
見下したような発言、行動が国民の怒りをかったし、確かに地方切捨て
の構造改革路線で地方の疲弊は酷いものである。働き盛りの人は
仕事を求めて都会に行く、田舎に残って働く人には仕事がない、
嫁が来ない婿が来ないでますます活力を失っていくが、政治はこのよう
な地方になんら見向きもしない。
今回の選挙はそのような事だから、戦後保守王国と言われた地方で自民
党は大敗している。今までもの言わぬ農民や地方で働く人達の一票に
託したエネルギーは、政治を転覆させる威力のあることを自民党は
身にしみて感じて欲しいものだ。
勝った民主党も民主党の政策が支持されて勝ったのではないことを
十分に感じて欲しいものである。年金や政治とカネの批判票がいくとこ
ろがなくて民主党に行っただけである。
今回の選挙は政策論争はなかった。憲法問題や防衛問題、教育問題も
何にも議論されていない。政策論争のないままの選挙で選ばれた人が
、6年間議員をすると思うとこの国は本当に大丈夫なのだろうかと
不安になる人は結構いるのではないだろうか・・・。
ともあれこの国の将来がかかった選挙であった事には変わりはな
い・・・・。