一献酒に酔う
今日は久しぶりに息子と酒を交わす。
何の事はなく ただ酒を飲みたくなり息子を付き合わせた。
酔うがままに語り 酔うがままに笑い 酔うがままに話す
人生を語り 仕事を語り 今を語り これからを語った。
人間は過去を語るとき 輝く過去の自分の思いを語り
忘れ去りたい過去は 話題にでない
自分が生き生きとした時代は 自分が黄金の如く輝き 話が輝く
それは自信と勇気であり 前進あるのみ自分であり 恐れるもののない
自分がある。サムエル・ウルマンが言う青春がある。
誰にも青春があり、今がある。
私はサムエル・ウルマンのこの詩が好きだ。
青春とは人生のある期間ではなく
心の持ち方をいう。
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく
たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。
青春とは臆病さを退ける勇気
やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときはじめて老いる。
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ。
苦悩、恐怖、失望により気力は地にはい精神は芥(あくた)になる。
60歳であろうと16歳であろうと人の胸には
驚異にひかれる心、おさな児のような未知への探求心
人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美、希望、よろこび、勇気、力の
霊感を受ける限り君は若い。
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ
悲嘆の氷にとざされるとき
20歳だろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり
80歳であろうと人は青春の中にいる。
(サムエル・ウルマン)
今日の一献の酔いの中に 私の青春があり人生があった。
息子と二人で飲んだ酒であったが 深い深い人生の思いを語った時間で
もあった。