【#1216】 秋の虫の声

すっかり秋らしくなった。昨夜は中秋の名月でした。夜空に眩しいかぎ
りの輝きでした。秋風が吹きススキの穂は白くなり始め、道端の草草も
今年の夏の暑さに疲れ果てたように葉がうな垂れている。虫の声も一段
と高く鳴く声が遠くまで聞こえる。
ああ秋だな。

この夏、もうひとつの熱い戦いがあったな。灼熱太陽の暑さもさること
ながら、政治の世界も「政治とかね」「年金問題」と熱さで燃え上がる
ほどであったが、大将がついに燃え上がり焼け死んでしまった。

新しい政府ができた。あの熱い戦で大将が死んだが、疲弊した体制を建
て直すには、新鮮味はないが、老獪揃いで実務的で実行力のありそうな
感じはする。
政治で大切なことは国民に安心と安定を与え、夢と希望を持たせること
だと思う。サプライズも良いが奇を衒うは安定感がない。

昔社会党という政党があった。別名「何でも反対党」で反対することで
自分たちの存在感を見出していた。政府、与党がやることはなんでも
反対で国民の支持を得ていたが、国民の生活も豊かになり文化水準も
高くなってくると、国民意識もだんだんと変化した。国民も何でも反対
の社会党に疑問をもつようになった。しかし社会党はそれに気づかず方
向転換できず、ついには「ゆで蛙」になってしまった。
今の民主党もそうならないことを祈る。

マスコミはつい先日まで、安倍政権を叩き「早く解散しろ」「退陣せ
よ」などといっていたが、新政権ができたらまた「早期解散」「談合内
閣」などと矛先を新政権に向け始めた。これも嘗ての社会党のように
何でも「反対」で、マスコミの賛成意見など聞いたことがない。
批判的に論評することが彼らの存在意義だからしょうがないが・・・。
涼しくもなったのだから少しの間、冷静に傍観して欲しいものだ。

日本の政治も落ち着きを取り戻し、本当に国民のための政治、
国際社会で日本の役割を果たせる政治になってもらいたい。

いま、窓のそとから虫の声が聞こえる。この都会の中で短い命を燃やし
一生懸命に生きている虫たちがいるんですね。美しい崎声を聞かせてく
れています。

でも少しは新政権の仕事ぶりを見てやって欲しいものだ