【#1229】 知識と知恵

「実践で学ぶ生きた知恵」という言葉にある。

知識というのは書物や人の話を聞いても得ることはできるが、知恵は実
践、実行を通してしか会得できないということだ。

経営評論家と経営者、評論家は知識をもって経営を語る。経営者には責
任が伴うが評論家には責任などある分けない。

知識は人に教えたり書き残したりできるが、知恵はなかなか教えたり
書き残したりできない。ましてや誰からも学ぶことはできない。
自分で会得するしかないのである。自分の実践、実行を通して得るもの
である。

陽明学に「事上練磨」とい言葉がある。。「志をたて、仕事をしながら
心を鍛えていく」ということです。これは書物に頼らずに道を求めてい
くということです。
知識偏重の世の中、また情報はインターネットを使えばどんな情報でも
得られる時代だ。

こんな話があった。子育ての会話が盛り上がっていたお母さん方が
「子供が泣いてやまないときの対処法はインターネット調べれば載って
いるよ」「オムツの替え方がインターネット載ってるから見たらいい
よ」。おばあちゃんに聞いてごらんとか、母に聞いてみたらとの言葉は
出てこない。知恵より知識なんですね。