政治が国民に方向性を示し、そのために国民に何を求めるかで、
国民の政治に対する関心は大きく変わる。
嘗て小泉首相が「聖域なき改革」を国民に訴え、「改革には痛みが伴
う」を求めた。国民の多くの支持をえて改革を断行した。
国民はそれまで停滞していた政治が、我々国民のために何かをしてくれ
ると、大い期待しエールを送り、小泉首相のリーダーシップに後押しし
たのだった。
道路公団民営化、郵政民営化、中国、韓国と日本との歴史認識問題や
靖国神社参拝問題、拉致問題など、断固として譲らず毅然として
実行した。(少し揺らいだこともあったが。)
いま、国民は政治に関心が無い。政治は澱み、国民からは政治が見えな
くなってきている。福田首相は何かあれば「フッフッフ」だし、
国民に対して「福田内閣はこうする」が無い。ただ派閥と族議員と
官僚の間の調整と均衡をはかるだけである。
けっしって国民には目を向けようとはしない。10年前の政治にタイム
スリップした状況だ。
景気の減速、円高、ガソリンの高騰、食品等の値上げ、国民の負担は
増えるだけである。