【#1350】 源氏物語に挑戦

今年は「源氏物語千年」の年であった。紫式部が書かれたこの物語は
光源氏が主人公の恋愛小説ではあるが、光源氏が母を知らないために理
想の女性を見つけ出そうとする激しい悲しい物語でもあるような気が
す。また平安時代の貴族や宮廷の生活様式や風俗もこの物語は詳細にそ
して繊細に語っている。

私は今この源氏物語を読む事に挑戦している。香道で先生から何度か源
氏物語の話を伺って、もっと知りたいと思い始めたのです。また友人の
NOさんが読むといいことで誘発されたのもある。

源氏物語は56帖からなる長編小説であるが私はまだ12帖の「須磨」であ
る。まだまだ先が長いが時間が許す限り読もうと思っている。少しの時
間でも読み続ければいつかは完読するだろうぐらいで読んでいる。

源氏物語はいろいろな方が訳されているが、私が読んでるのは与謝野晶
子の訳本である。なかなか難しい、一番難しい訳本を選んでしまったよ
うだ。
いまさら本を変える事が出来ないからこのまま進むしかない。与謝野晶
子の本は和歌の解説がない、だからなかなか意味が理解できないのだ。
分からないまま進んでいるからますますわからなくなる。読むのが苦痛
なときもある。

それにしても一つの小説が千年も読み続けらているのは、やはりそれに
値する内容なのだろうと思うしかない。私はその価値が理解できるよう
な、文学的知識もセンスもないのである。ただ友人が読んでいるし、余
りにも有名な本であるので、一生に一回は読んでおこうと思うだけであ
る。

父桐壺帝の后である藤壺との関係はなかなかのものであったし、女三宮
との関係も現代で演じられているような感覚さえなる。これから先がま
た楽しみである。

何とか年内は読みきりたいものであるが・・・・・・・・