【#1389】 同士と一献

今日は友人の斉藤信二さんと一献交えた。久しぶりである。
今月のはじめに私の好きな新潟の酒「八海山」が届いた。送り主を見る
と斉藤信二とある。あれどうしてかな、と思っってすぐに電話をしたの
しでした。斉藤さんは電話の向こうで「昨年及川さんと話した時、八海
山を愛飲していると聞いたので思い出して送りました。」と言うことだ
った。

そう言えば昨年11月だったと思うがそんな話をしたことを思い出し
た。私はすっかり忘れていたが斉藤さんは忘れていなかったんですね。
義に厚い人である。
斉藤さんは漁火運動の同士であり共に中村功師匠の弟子である。愛国の
同士であり「立派な日本たれ」を信条とする仲間である。

斉藤さん出版社の社長である。口癖は「自分は金儲けは下手である」で
あるが、愛国の情と他人を思いやる心だけは誰にも負けないと言いう。
そんなことを言いながら、「八海山」で憂国を語り合った。同士とは強
い心のつながりがあるものである。

斉藤さんが書いた本にこんな一節がある。

斉藤さんが森信三先生に会ったときの話しに、
「絶対不可避なることは即絶対必然にして、『これ天意』と心得るべ
し」と言うのである。なんと深遠なる言葉であろうか。避けがたく出会
った出来事は、必然として天から授かったものである言うのである。

また「逆境は神の恩寵的試練なり。宿命もその自覚に徹すれば、そのま
ま恩寵に転ずる」と言う。

どんな苦労もそれを乗り越えられるからその苦労は与えられたのであ
り、乗り越えられない苦労は神様は与えないのだとも言う。

斉藤さんとは16年の付き合いであるが何時も新鮮な議論が出来る。