【#1472】 選挙は一人ひとりの判断で

参議院選挙が公示された。選挙戦に入り各政党の党首や立候補者の街頭
での演説が始まった。
各政党は他党を批判し自党の主張を訴えている。それぞれの主張は確か
に国民には良い事ずくめの事が多い。財政再建のために消費税の増税を
主張するのもわかるが、この不景気に消費税をあげる議論する事の不謹
慎もわかる。消費税を増税する前に、税金の使われ方をもっと徹底的に
解明し、削れるものは削るべきだという主張もわかる。
昨年の衆議院選挙のとき、税金のムダ使いをなくしますと主張した党が
あったが、果たしてムダ使いは減っただろうか・・・事業仕分けは2回
もあったが、あの事業仕分けで国の税金のムダ使いは減り、国民負担は
軽減されただろうか。いやむしろ国の予算は過去最高に増え、国民負担
は重くのしかかったのである。事業仕分けは国の行っている無駄な事業
を精査しムダを洗い出し、廃止や縮小、再検討なとの判定をしていた
が、それによって国家予算が少なくなるかと思えば、新たな事業が作ら
れ、結局は過去最高の予算と過去最高の借金、過去最低の税収である。
政府のやることは分からないね。

今度の選挙で消費税が争点になっているが、国家の形である外交や防衛
についての議論は一向に聞かない。鳩山内閣で普天間問題がゆれにゆれ
たが結局は辺野古でアメリカと合意。地元の意向を尊重すると言いなが
ら、言葉は尊重であったが、アメリカと合意するときは、地元の意向な
どまったく無視である。菅総理は「アメリカとの約束は守る」と言いな
がら、沖縄にいっては「地元の意見は尊重し沖縄の皆さんの思いを大事
にする」と言うのだが、政治家とはこんな矛盾するような事を平気で言
うのである。この普天間問題は本来ならば日本の防衛・安全保障・国家
主権という次元で論じられるべきであったのだが、結局はどこに移転す
るかの議論で終わってしまった。

いま国会は防衛や国家の安全、北朝鮮問題や拉致問題が議論される事が
無くなった。こんな事で日本はどうなるのだろうか・・・
選挙の時こそ、消費税も大事だが、国家の安全や外交なども選挙の争点
にして欲しいものである。

国民の参政権はこの選挙で行使できるのである。国家の当面する問題や
我々の明日の生活がどのようになるのか、日本の国の将来はどのような
ものなのかは、7月11日の我々の一票で決まる。マスコミ報道に惑わ
される事なく、国民一人ひとりがしっかりと考えて投票すべきであると
考えるものである。