ある経営の本に下記のような文章がある
「情けは人のためならず、というが情に竿させば流されるともいう。要
は、情というものは必要だが過ぎてはかえって仇となる、ということ
である。
中略
企業についても、部下の欠点・失敗を訓戒するとき、気を悪くして
は、自信をうしなっては、失敗しようとしてやったのではないからと
思いやって欠点をそのまま残し、かえって本人のためにはならない事
が多いようである。部下に対する過ぎたる思いやりは害こそなれ益に
はならない。
だいたい、情に過ぎるといっても心からするものは少ない。部下へ
の思いやりと言うのは表面で、実は己可愛さ、嫌われたくないいわば
八方美人が本音、むしろ公に忠実を欠くといえるだろう。
心からの情のある人間であれば賞罰を公平にして会社のためにもな
り、部下の将来のためになるだろう。」