寺田寅彦は・・・・
『天災が極めてまれにしか起こらないで、ちょうど人間が前車の転覆を
忘れたころにそろそろ後車を引き出すようになるからであろう。』
といって「天災は忘れた頃にやってくる」ものであると・・・災害にあ
ったときは、その無防備や普段からの心がけの不足、注意の希薄を反省
するが時間が経つにしたがって、その事を忘れてしまったり、希薄にな
っていくものである。そんな忘れたり希薄になったときに、また災難は
襲ってくるものである・・・・・
この度の東北大地震は、自然の脅威の前に人間は無力である事、逃げる
事が命を繋ぐ事、混乱のときほど協力し合う事がいかに大事か、命の元
は食べもの、水であること、そして人の親切のありがたさ、大切さを教
えてくれた。