無盡蔵
「無心に働く人の 輝き
邪気のない人の すがすがしさ
戦わない人の 安らぎ
勝ち負けのない人の 強さ
思い込みない人の 正しさ
野心のない人の 静けさ
幻想のない人の 爽やかさ
こだわりのない人の おおらかさ
とらわれのない人の 大きさ
なにもない人の 豊かさ」
(倉内松堂)
こんな穏やか言葉に、何一つ当てはまるものがない自分に、「いいじゃ
ないか」と言い聞かせている自分がいる。世俗的で貪欲で泥臭く地を這
いながら生きるのもまた人である。ゆえに倉内の言葉は鮮やかさある。