2009年のノーベル経済学賞を受賞された、アメリカのエリノア オス
トロム教授の「特に共有資源の経済自治に関する分析」に関する論文で
「共有地の悲劇」（コモンズの悲劇）に関する記述は興味があるはなし
だった。
地球はまさに「共有地の悲劇」と言えるのではないか。地球は人類、
いや地球上の万物共有の財産のはずが、人間様の身勝手な欲から、国家
間の領土問題、資源権益や海洋権益、環境問題、食料問題など「共有財
産の奪い合い」が生まれ「悲劇」が起きる。共有地である地球は、いま
人間によって「悲劇」を生み出し、最大にして深刻な問題になってい
る。悲劇が現実になる日は確実に迫っているといえる。
もう寝る事にする。