【#1944】 鈴虫の声・・・

安保法案が今夜深夜には参議院で可決のようである。
日本の安全保障の大きな転換である。

世論の大きな反対はある。もの言う世論ではわかりやすいが、もの言わ
ぬ無言の世論もまた大きな世論である。

政党支持率の世論調査では自民党は圧倒的に高い。
民主党は自民党の1/3の以下であるが、安保法案の賛成は反対の1/2以下
でである。これも世論である。

われわれが考えなければならないのは、時代は国際情勢の構図を変えな
がら大きく変化している。一国平和主義、憲法9条を唱えているだけで
日本の平和が恒久的に守ることができない時代に入っていることをわれ
われは自覚しなければならないのではないか。

誰も戦争を好むものはいないであろう。日本の安全は、一国平和主義、
憲法9条に関係なく、国家間の経済戦略や相反する利害、他国の地政学
的戦略、軍事的アンバランスなどによって不測で脅かされるのである。

ゆえに、その不測の事態や他国の地政学的戦略、軍事的脅威に対処する
安全政策・防衛政策を持たなければならない。それは自国と自国民をま
もる政府の責任である。私はこのような考えで安保法案に賛成である。

話は変わるが・・・・・・・・

「全ては初一念が決める」とは吉田松陰が孔孟余話で述べている。
人にとっては、はじめの一念が大切なもので、それが、その後の人生
に、どこまでもついてまわる、といっている。

事業するにも「最初の一念」が大切なのであって、それが昇華して経営
理念であったり、経営思想になるのであると思う。

「元一日」ともいうが、元一日とはまさに「初一念」を言うのであっ
て、「志を立てた思い、その日」であり、「事業であれば事業を始めて
その日、その思い」をいうのである。「決心は9分の成就」というが、
「決心」は正に「初一念」である。

「酔古堂剣掃」の3回目を読み終えた。最近は好きな箇所だけを読んで
いるが何度読んでも良い。