【#1961】 脳みそ使用率

安岡正篤先生の「易と人生哲学」にこんな一節がありました。

「人間の大脳は使用率13%は既に昔のこと、この頃は1単位の7%まで落ちておる
と言うことを読みまして、感を深く致しました。機械の発達などが人間の直感
力、感覚力を衰えさせ大脳の働きも非常に落ちてしまいます。・・・・機械文明
の発達は人間を次第にロボット化、機械化すると言うことも本当でありまして、
恐るべきことであります。」

この本は昭和54年に書かれた本ですが、現代社会は安岡先生が36年前に予言され
た社会になっていますね。ロボットは産業、家庭など人間に代わっていろいろな
ところで活躍する時代になりましたし、子供から老人までスマホにコントロール
される社会になっています。

人間は大脳を使わなくなり、大脳使用率は低下の一途。本当に恐ろしい時代だ。
安岡先生が 存命だったら、「憂い悲しみ嘆いていたろうなな」。