【#2040】 本棚から・・・・

書棚から古い一冊の本「会社再建の秘訣」を取り出して読んでみた。40
年以上前に買った本ですが、なぜか捨てがたく持っていた本です。当時
「会社再建の神様」と言われた3人の内の一人が大山梅雄氏です。「会
社再建の秘訣」は、その大山梅雄氏の著書です。3人の再建神様は、大
山梅雄、早川種三、坪内寿夫の3人でした。それぞれの企業再生の方法
は違い、大山梅雄は会社のムダを徹底的に改善して再建する手法、早川
種三は会社法や民法を使い会社を再建する手法、坪内寿夫は企業グルー
プで再建する手法であったと思う。遠い記憶ですが・・・・。

ただ3人に共通するのは「企業は何時危機に直面するかわからない。だ
から常に崖っぷちに立って前に進む気概を持つ」ということを教えられ
たように思う。あの当時私は社会人になったばかりの若僧で企業経営の
ことなど何も知らなかったが、この3人の本は何故かみな読んでい
た・・・・。

また、これも古いはなしですが、司馬遼太郎はある著書でこんな事を
言っている・・・・・

「男は一個の身を無数の権力もしくは権力現象に身をゆだねたり、その
とりこになり、他に害を与えたり、あるいは害を受けたり、その時はそ
れを得ることによって何事かの自己表現を遂げようとあくせくしたり
し、それが為に生死する。このことばかりは人類のはじめから今日に至
るまで変わることなく繰り返している。小さな職場や部族ないのことで
あったり、あるいは国家規模においてもその化物が狂いまわって何万の
人間が死ぬこともある」(司馬遼太郎  歴史と世界から)。

この本も読んだときはとてもショックだった事を思います。
いかに文明が発達しようが、文化度が高くなろうが、力が絶大になろう
が、地位が高かろうが低かろうが、昔も昔も人間の本質は変わらないと
いうことだ・・・人間の本質には発達も進化もないということか。

今日はこれで業務終了とする。最近の睡眠不足がたたり少し目の調子が
悪くなった・・・・。