【#2066】 バイデン副大統領発言に思う

アメリカのバイデン副大統領が「私たちが日本国憲法を書いた」と発言
したことが日本で話題になっているが、事実は事実だ。

民進党の岡田代表は慌てふためいているようだが、バイデン副大統領の
発言が正しいことは今までも各方面の専門家や学者、当時の関係者に
よって言われ、証言されてきたことである。共産党よ何と反論する。

敗戦後のアメリカ占領軍「「にわかに作成した日本国憲法」、時の野党
や左翼勢力から「平和憲法」として、1946年の公布以来、金科玉条のよ
うに一言一句変えらることなく70年間も堅持されてきた。日本は70年間
に渡り憲法改正を語ることはタブーな国であった。

日本と同じ敗戦国ドイツは、終戦後の1949年に自主憲法を制定し、時代
に合わせて改正されてきている。

この70年の間、日本を取り巻く環境は大きく変わったし、何より日本国
憲法は占領時に占領軍によって作られたものだ。自主的に制定された憲
法ではない。

野党や共産党、左翼勢力が言うように「憲法を一言一句変えてはなら
ぬ」というのは憲法違反ではないだろいか。憲法は手続きを踏めば変え
られる(改憲)のである。憲法を変える(改憲)べきだと発言するこ
と、そのために代表者(国会議員)を選ぶ権利は国民に与えられている
基本的権利である。

日本国憲法はバイデン副大統領が言うように「日本国憲法は占領軍に
よって作られた憲法である」。

国情、世界情勢、アジアの勢力図の変動、国家間のパワーバランスの変
化に・・・・日本のような「一国平和主義」は通用しなくなったのであ
る。それともトランプが言うように日本も「核武装するのがよいか」の
選択のちきが来たのかもね。