先日、弁護士から一通の手紙が届いた。会社整理の通知であった。50年以上の社
歴のある会社で、当社のシステムも20年もお使い頂いている。
今年の5月に社長の息子さんで専務から相談があった。会社が苦境であると。
息子さんは公認会計士でもあったが、会社の苦境には打つ手がなかったようで
あった。私は一旦整理してやり直した方が良いと、やり方を話して別れたが、こ
の通知はその時の結果と受け止めた。出直して成功してほしいと祈っている。
「打つ手は無限」と言うが、一旦の撤退も「打つ手」である。また、知恵を出
し、汗をかき、苦悩と戦い、信念を堅めて命を掛けて前に進むもよしである。こ
れも「打つ手」だ。一番いけないのは打つ手もない負け戦である。
だいぶ以前になるが、弁護士から相談があった事がある。事案の対応であった
が、その時は「相手方の心を掴み、入り込むのも弁護士の仕事だよ」と話した
ら、一杯ご馳走してくれた。
人は見かけによらず、悩みは多いものである。