【#2111】 師走に一読

先日新聞の文化欄の読感紹介に、青山俊重先生の「泥があるから、花は
咲く」が載っていたので早速Amazonで購入した。青山俊重先生は愛知専
門尼僧堂堂長さんで「大教師」でもある人です。曹洞宗正法寺の住職さ
んでもある。

20年以上も前になるが、私の姉が愛知専門尼僧堂を終了するとき姉の立
会をしたが、その時青山先生にお会いしお話をお聞きしたことがあっ
た。もの静かななかに凛とした一筋を感じたことを今も記憶に残っている。

その青山先生の「泥があるから、花が咲く」のなかから洗心される言葉
を幾つか・・・・

「近づきすぎて見えないものがある、近づいたら見えるものがある」
・・・親しき仲にも礼儀有りというが、近づきすぎると見えなくなっ 
   ているものがあるな・・・。
・・・食わず嫌いというが、近寄ったら意外と良いものもある。

「下り坂には下り坂の風光がある」
・・・坂は登る時が大変のように思うが、本当は下りの方が膝に負担が
   かかるし、足元は見えにくく事故もおきやすい。人生もその時々
   を味わいたものである。

「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるように学ぶ」
・・・学びは一生だな。「学ばざれば便ち老いて衰う。」というが、何
   時までも学びの心を持ち続けたいものだ。

「正しい師匠に出会えなかったら、学ばない方がよい」
・・・以前こんな話を聞いたことがある。「良き師に出会うは太平洋で
   木の葉を拾うが如し」と・・。吉田松陰は「良き師に求めよ」と
   言っている。良き書も良き師と言える。

・・・・・・週末はこの本を読むことにしよう・・・。